ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社

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底地特化型私募ファンド(資産規模90億円)組成のお知らせ

プレスリリース

当社は、2014年7月31日付で底地(借地権が設定された土地)に特化した私募ファンド「ドリーム・底地・ファンド」(以下、本ファンド)を組成しましたことを、お知らせいたします。本ファンドは、複数の機関投資家(国内金融機関、ノンバンク、事業会社等)から総額約35億円の出資を受け、約90億円の資産規模でローンチしました。

本ファンドの特徴は以下の通りです。
① 底地特化型
本ファンドは、底地の特性である「長期で安定したキャッシュフロー」「建物修繕・設備投資・減価償却費の負担が無い」という点に着目し、土地・建物一体の不動産と比較して、長期かつ安定的な利回りが確保できる事業用定期借地権が設定された物件をシードアセットとした、新たなタイプのクローズドエンドファンドです。また、本ファンドはフルシード型のファンドであり、ポートフォリオに神奈川、大阪、名古屋エリアの商業施設の底地4物件を組み入れております。

② 中長期運用型
運用期間は7年を予定しており、想定IRRは7~8%、想定キャッシュオンキャッシュリターンは8%程度と、昨今のJ-REIT及び私募REITの平均分配金利回りを上回るリターンを目指しております。なお、本ファンドはLTV60%未満の水準でシニアローンを調達しておりますが、金利を一定期間固定化することにより、金利上昇リスクをコントロールしております。

当社は、今後も機関投資家の中長期的に安定したリターンを求める投資ニーズに応えていくべく、今回取得した商業施設の底地のみならず、これまで比較的流動性の乏しかった産業施設やインフラ施設の底地など、総合商社系運用会社ならではの特性と優位性を発揮できる案件にも着目し、底地特化型ファンドを継続的に組成していく方針です。

【本ファンドの概要】
ファンド名:ドリーム・底地・ファンド
組成時期:2014年7月31日
投資対象:国内に所在する商業施設の底地を裏付資産とした信託受益権
資産規模:約90億円
運用期間:7年間
投資家:国内機関投資家5社

【本ファンドのスキーム図】

 

【ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社概要】
本社: 東京都千代田区平河町2丁目16番1号
事業内容: 不動産私募ファンドの組成・運用及びアドバイザリー業務・コンサルティング業務
株主構成: 三菱商事株式会社(100%)
代表者: 代表取締役社長 辻 貴史
設立: 2004年

【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社
TEL:03-5212-3717 / FAX:03-5212-4818

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