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ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社
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2007.06.30
フィリピンAYALAグループとアジア不動産ファンドへ出資
 

弊社親会社である三菱商事は1970年代以来長年に亘る出資先であり、不動産開発事業や水道事業、自動車組立・販売事業等、多方面で取引関係の深いフィリピンのAYALAグループが中心となって新規組成するアジア不動産ファンドへ、3千万ドルの出資コミットを行います。
出資するファンドは、中国、インド、タイを中心に世界経済におけるポジションが高まるアジア各国の不動産に投資するもので、主に新規の不動産開発案件に開発資金やノウハウを提供することにより、不動産価値の向上を狙っていくものです。
弊社では、三菱商事による本出資への投資アドバイザーとして、投資収益の獲得に寄与すると共に、将来的に同様ファンドへの複数出資を通じて本邦機関投資家向海外不動産ファンド事業の拡大を図っていきます。

 
以上
【案件の概要】

今般出資するファンドはケイマン籍のARCH Capital Asian Partners, L.P.。
ファンドの運用はAYALAグループが中心となって香港に設立した不動産運用会社(ARCH Capital Management社)が担います。尚、三菱商事は同ファンドの諮問委員会にも人員を派遣し、ファンドの運用にも関与していく予定です。

同ファンドは、欧州年金投資家を中心に最大3.5億ドル程度の出資を募るほか銀行等からの借入れも行い、12億ドル規模の資金でアジア各国の不動産に投資を行い、18%〜22%のリターンを目指します。投資対象となる地域は日本・フィリピンを除くアジア全域で、対象国は中国(含む香港・マカオ)、インド、タイおよびその他各国となっています。

尚、アジア諸国の不動産市場には、土地の所有規制や外国資本への規制など各国固有の規制も残ることから、AYALAグループが持つネットワークと不動産開発事業ノウハウも活用し、各国事情に精通した現地パートナーと共同で投資を行っていく方針です。

 
【三菱商事グループの狙い】

三菱商事グループは不動産証券化業界のパイオニアとして、2002年に商業施設特化型の不動産投資信託(J-REIT)事業を立ち上げて以降、投資対象(商業施設→物流施設→賃貸住宅→インフラ・インダストリアル施設)の拡大およびファンド形態の多様化(公募REIT→私募ファンド)を図っており、現在の不動産の受託・運用資産は合計で6,000億円規模に達しています。

近年、不動産投資市場のグローバル化・金融商品化が急速に進む中、国内不動産市場の市況回復に伴う利回り低下及び分散投資ニーズもあり、本邦機関投資家の海外不動産への投資意欲が高まりつつあります。このような状況下、三菱商事グループとしてはこれまで国内不動産流動化市場で得た知見を活かし、国内投資家資金のグローバル化が本格化する前に先手を打って、三菱商事グループならではのネットワーク/コネクションによりアクセスが可能なユニークかつ優良な不動産ファンドに先行投資を行い投資収益を獲得すると共に、将来的には同投資持分を原資とした海外不動産ファンドを組成し運用するなど、アセットマネジメント事業の拡大を目指していきます。
本アジア不動産ファンドに続く次の展開としては、三菱商事の金融部門、不動産開発部門等の各部門が有するグローバルネットワークを活用し、欧州や北米等の他地域の不動産ファンドへの出資も検討していく予定です。

 
 
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